越前打刃物はまさに本物でした。
越前市の東部、味真野地区にあるタケフナイフビレッジに行ってきました。
我が旅館の包丁もそろそろ買い替えの必要に迫られ、
福井の誇る伝統工芸品「越前打刃物」を求めて車で約１時間弱。
未来への意欲を感じさせる、先進的な建物のタケフナイフビレッジで
製造工程もじっくりと見学できましたよ。
安全にじっくりと見学できるように、工房の上に見学用の通路が設置されていて感心しました。
熟練した職人さん達の熱のこもった製造現場は気が引き締まりました。
優れた切れ味を保証する技術が、まさにここにある、という感じです。
700年前に京都の刀匠「千代鶴国安」によって伝えられた技が、
現代に進化して引き継がれている、その一端を垣間見られたことは大きな収穫でした。
福井は眼鏡のフレーム生産でも日本一ですが、こんなコラボ商品もありました。
眼鏡のような折り畳みはさみです。ちっちゃくてもよく切れますよ。
帰りには、すぐ向かいにある万葉庵でおろしそばを食べて帰りました。
